中古のコンテナハウスでも建築確認申請は通せるんです。

海上コンテナ(ISOコンテナ)が違法だなんて、誰が言ってるんですか?  建築基準法では、海上コンテナやトラックコンテナを“建物や店舗の材料として使用する”ことを「想定していない」だけなんです。 「想定していない」ことが即刻違法であるということにはなりません。  このブログは、Web上に散らばっている数々のQ&Aに、『C-BOXならこう答える』という想定問答集です。

コンテナ倉庫

番外その4:違法なコンテナ倉庫はなぜ作られたのか?

人気ブログランキングへ
 違法なコンテナ倉庫はなぜ作られたのでしょうか?

 簡単に言ってしまえば、そこにコンテナ倉庫やトランクルームを作ることで何らかの利益があげられると見込んだからでしょう。

 だれが?

 そりゃあもう、そこを貸し出して利用者(ユーザー)から料金を徴収しているオーナーや、オーナーに土地を貸している地主です。実際には、「コンテナで貸倉庫をやればもうかりますよ。」という風にオーナーや地主をそそのかした“プローモーター”が間に入っている場合もあるでしょう。

 では、どうして「倉庫業法に定められている通りに、建築基準法に沿った建築物とはなっていない」のでしょうか?

 これもまた簡単に言ってしまえば、地主やオーナーやプロモーターが倉庫業法について知らなかった(またはよく理解していなかった)か、知っていても無視しているかのどちらかです。

  ネット上で公開されている「問題のあるコンテナ倉庫」の写真を拝見する限り、整地されてアスファルトなどで舗装された場所に設置してあります。
 法令通りの基準を満たそうと思えば、舗装を剥がして、改めて基礎工事を行わなければなりません。当然相当の費用が発生します。
 レンタル倉庫を廃業して更地に戻そうとした場合にも、改めて整地のための工事をしなければならず、再度工事のための費用が発生します。

 推測にすぎませんが、地主に『更地は極力更地のままで残したい』という意識が働いていることは考えられますね。
 これも推測ですが、オーナーにしても「開業コストも廃業・撤収する時のコストも安く済ませたい」という意識はあるのでしょう。
人気ブログランキングへ もうちょっとだけ、続きます。

番外その3:違法なコンテナ倉庫に関係する人たち。

人気ブログランキングへ
空き地にコンテナを並べて積み重ねただけのレンタル倉庫やトランクルームが、建築基準法はもとより倉庫業法も尊守していない“モグリ”であることは前回の記事で申し上げた通りです。

 前回:番外その2:違法なコンテナ倉庫はどうして撤去されないのか?(関係法令等の確認)

「なぜ撤去されないのか?」という本題に入る前に、こういった物件にはどんな人たちが関わっているの家について整理してみましょう。

1.オーナー
コンテナ倉庫やトランクルームの運営をしている人です。
2.ディーラー
オーナーに倉庫となるコンテナを売った人です。
3.地主
コンテナ倉庫を置いてある土地の持ち主です。
4.ユーザー
コンテナ倉庫に荷物を預けている人です。
 実際には、ディーラーであるコンテナ屋が直接運営していたり、地主がオーナーを兼ねている場合もあったりして、この運営形態は様々なんでしょう。レンタルのコンテナ倉庫を企画したのも、オーナーであったりディーラーであったりもするでしょう。

 いずれにせよ、コンテナ倉庫を開業するにあたってオーナーも地主も「利益があげられる」ことを期待したに違いありません。今現在それらのコンテナ倉庫群が、採算がとれているかどうかはここでは問いません。

 ここであなたに一つ質問があります。

「日本国の法令に違反するものは、存在してはいけないのでしょうか?」

 決して、それらの違法コンテナ倉庫群を弁護するわけでも推奨するわけでもありません。ですが、声高々に危険性を叫んでみたり、国や都道府県や自治体が動かないことを憤ってみたりするだけでは何一つ解決されないのが“身も蓋もない現実”なんです。

 誤解を恐れずに言ってしまえば、どんな法律も規則もルールもマナーも、誰かが誰かにとって都合がいいように作った約束事に過ぎないんです。

 約束というのは、そんなものがある事を知らなければ守ることはできません。ついでに言えば、『守るだけの価値がある』と思ってもらえなければ守ってもらえないのです。約束したと思い込んでいるだけで、双方の合意が成立していない「単なる押し付け」になっていることだって多いのではありませんか?

 端的にいえば、モグリなコンテナ倉庫の、オーナーもディーラーも地主も、倉庫業法や建築基準法について全く知らない可能性があります。

 倉庫業法や建築基準法を守らなくてよいのか?というこっとは別問題ですよ?

 そういう約束事がある事を知らなかったか、知ってはいても守る気はなかった。そういったことの結果として、それらの違法コンテナ倉庫がそこに存在するんです。

 地主やオーナーを捕まえて、「そんなことでいいと思っとるのかぁ!!!」と吊るしあげてみても、今すぐには何の解決にもなりませんよ?

 なぜか?という事についてちょっとだけお話ししておきましょう。

 撤去や移転をして更地に戻すにも、合法な構造に作り直すにしても、少なくない費用が発生します。オーナーも地主も、仮に撤去・改善命令が出されたとしても、その費用を負担する能力が無い場合があります。

 さて、そういった場合は誰が費用の負担をするのでしょうか?

 関係する人たちの懐深くまで入り込ませてもらって、「どうする事が最も良い結果を導くのか?」を捻りださないことには、解決の糸口など見つけることは出来ないでしょう。
人気ブログランキングへまだまだ続くんです。

トラックコンテナ(大型車用のコンテナ)を地面に置いていたら、県から指摘が入りました。

人気ブログランキングへ

Q:トラックコンテナ(大型車用のコンテナ)を地面に置いた場合について質問です。追加で聞きたいことがあるので再度質問します。

最近近所運送会社の方が「大型車のコンテナをシャーシからはずして地面に置き、物置に使ってたらこれは建築物に該当するので、基礎を作りその上に定着しないと違反建築物ですよ」と県の担当者の方から指摘されたそうです。

まぁ県から言われたのならそうなのかもしれないですが、特に傾こうが倒れようが沈もうがかまわないものらしくせっかく置いたのに基礎のためにまた10tクレーン呼んで移動しなければならないみたいなのです。

ほかに移動せず問題なく解決する方法ってあるのでしょうか?

ちなみにこれが原因で今立てようと思っている物件がストップしているんです・・・泣。

コンテナに関して「平成元年建設省住指発第239号のコンテナを利用した建築物の取扱いについて」とあります。
この法律は営業目的(たとえば、レンタル倉庫やカラオケルーム)で当該建築物を利用する場合には適応されると回答を頂いたのですが、
たとえば運送会社で配送する物資の一時保管などではなく、単にその運送会社のトラックのタイヤなどその会社で使用するもののための物置とした場合でも、基礎等を必要とする建築物として見られるのでしょうか?
「そのタイヤはいたトラックで営業するのだから建築物です。」な~んて言われないですよね?

A:前回の記事で書いたとおり、国土交通省の方針は下記のとおりなんです。

「材料が何であっても、継続して屋内的な用途に使うのであれば(単なる倉庫や物置であっても)基礎を用いて地面に定着させなさい」

 質問文中の「平成元年建設省住指発第239号のコンテナを利用した建築物の取扱いについて」は、
「コンテナを屋内的な用途として利用する場合(カラオケ店、倉庫、店舗等)は建築物に該当するから“建築基準法第6条”の建築確認申請書を提出しなさい。」
 要約するとこのような指導・通達をしているのです。ですから、営利目的であるかどうかは建築物であるかどうかには関係ありません。

 その後、国住指第2174号として各都道府県の建築主務部長殿宛てに、
「すでに設置されているコンテナを利用した建築物について、建築基準法に適合しない事項がある場合には、 違反建築物として扱い、是正指導又は必要に応じ是正命令されるようお願いする。」
 という通達が出されています。

 Yahoo!知恵袋での最初の質問についた回答で、

トラックのコンテナは建築物ではありません。
県の担当者の過大解釈でしょう。
まして、基礎の無いものは仮設物でも有りません。
トラックに付けて置いてあったらどうでしょう。
 というものがありましたが、県の担当者の拡大解釈ではありませんね。質問者の地域のように、手隙の職員が足しげく巡回して摘発・指導に当たっているところもあれば、「私有地であれば、よほど周囲に迷惑をかけていない限り不干渉」という立場を決め込んでいるところもあります。

「車輪が付いていても、自走または牽引で速やかに移動できない状態のものは建築物としての基準を満たすことを要求する」
 というのですから、県から指摘が入ったのなら県と話をつけない限りは適法として扱ってはもらえません。県の担当者が根負けするくらいまで話し合いを重ねれば、何らかの特例扱いをしてくれる可能性が無いとは言えません。保証はしませんけどね?
ちなみにこれが原因で今立てようと思っている物件がストップしているんです・・・泣。
 というのは、直接この運送会社のトラックコンテナと関わるんでしょうか?
 いずれにしても、国土交通省や県に対して不平不満を吐き出していても何の解決にもなりません。コンテナハウスのC-BOXとしては、県の担当者が本当のところは何を要求しているのかをじっくり聞きだして、双方に利益がある解決策を探してみることをお勧めしておきます。

人気ブログランキングへ
livedoor プロフィール
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ